魚の目の症状を改善するレーザー治療
足の指や足裏にできる硬いタコは、魚の目と呼ばれる症状であるケースが多いです。
痛みや痒みを伴う場合もあり、そのまま放置しておくと数が増えてくる症例もあります。
靴擦れの多い人や裸足で歩く機会が増えるなどが原因となるほか、免疫が落ちて足裏表皮からウイルス感染しやすくなっているときによくできます。
ランニングなどのスポーツに勤しんでいる人や立ち仕事をするにあたって、この痛みは厄介です。
地面を踏み込むたびにズキッとすることがありますし、パフォーマンスにも悪影響を及ぼします。
早い段階でクリニックを受診して、適切な治療対処を施す必要があります。
自分でやすりなどで削る人が見られますが、これは菌が入る可能性があり化膿すると大変なのでやめておきましょう。
魚の目の治療法は症状の段階によって異なります。
初期であればスピール膏を傷口に浸軟させて改善する方法もあります。
切除する場合もありますが、注目されているのはレーザー治療です。
色素レーザーやガスレーザなど、レーザー治療にも種類があります。
色素レーザーは局所麻酔をして、表皮と真皮の境界ぎりぎりでメスで切除する方法です。
表皮レベルでの治療なので、傷口の治りが早いことがメリットです。
一方のガスレーザーは、根底から魚の目を繰り抜くやり方になります。
1ヶ月はかかるので、その間生活に多少支障が出ることがあります。
5mm以下の症状に活用できる方法です。
いずれにせよ、医師の判断の元で最も適切な処置を施すことが大切です。